限界集落での子育て7年目。保育所を卒園しました。
卒園式を前に、
「髪切りやさん行く」というので散髪してもらいました。
卒園式の朝を迎えました。
ずいぶんと、お兄ちゃんになりました。
ちょうど、お泊まりのお客さんが
雑誌の取材の方たちだったので
記念写真を撮影してもらいました(^^)
卒園式は、号泣でした。
クラス11人のお友達。
皆、小さいころから知ってるし
畑山にも遊びに来てくれた子たち。
いろんな思い出と、立派な姿に涙があふれるばかりでした。
泣きすぎて頭が痛くなりました(笑)
夜の謝恩会も楽しくて
二次会も気づけば2時…(笑)
尚太郎たちが繋いでくれた縁の
なんと温かいことだろう、としみじみ感じた夜でした。
靖一さんと結婚したのが2010年秋。
はたやま暮らしも8年目を迎えました。
結婚当時、還暦以下の女性は私を除けば
誰もいない畑山でした。
もちろん、子どもは誰もいない。
田舎暮らし歴は長いので
じぃちゃんばぁちゃん多いから
子育ても、なんとかなるかぁと思っていたけれど
現実は、そう甘くはありませんでした。
長男・尚太郎が生まれました。
畑山では22年ぶりの産声でした。
私は、ひぃばぁちゃん子だったけど
考えてみると、
ひぃばぁちゃんは
当時まだ70代前半。
畑山のじぃちゃんばぁちゃんは80代が多く…
可愛がってはくれるけど、子守りは無理なのでした(;´▽`A``
そして、仕事はヤマのようにあり
働けど働けど、終わりは見えない。
育児ノイローゼとか
いろいろと社会問題になるけれど
そうなっていくのが実体験として
分かるような時間を過ごしました。
0歳児保育は無く
1歳になったら月の半分は預かってくれるというので
誕生日が来て、すぐに市街地の保育園に駆け込みました。
小さいころからの保育に否定的な声もあるけれど
今の社会環境の中では、
昔と同じ状態を求めるのは酷なんだと思います。
春には、一番近くの保育園に入所が決定。
少し近くなったとはいえ、車で30分かけての送り迎え。
平日の9~17時半の預かり。
土日の保育はなし。
(土曜日はあるけど、半日なので、畑山からの送迎は現実的ではなく…)
お泊まりのお客さんの朝食を用意しながら
子どもの準備をしながら…
まだ小さいころは、遅刻もしょっちゅう。
休ませたこともしばしば。
でも、保育園で体験してくることは素晴らしいことばかり。
タケノコ掘ったり、田んぼで遊んだり
トマトを収穫したり、文旦をとったり。
保育行事もたーくさん。
こいのぼり運動会
夕涼み会
敬老会
運動会
バザー…
毎月のように色々と体験をしてました。
保育ってすごいなぁと思うのです。
進級していくうちに
晃大と二人、同じ保育園に通うようになり
朝の準備も早くできるようになり
時々だけれど、朝一番に登園したり、
7時半発のバスに乗れたこともありました。
畑山には、人口は少ないけれど
はたやま憩の家には、たくさんのお客さんが来てくれて
子どもたちとも遊んでくれます。
日替わりでいろんな方が来てくれるので
とっても社交的に成長してきた二人です。
そして、尚太郎たちの友だちが週末、
畑山に遊びに来てくれることも増えました。
子どもの歓声が響くのは、なんとも嬉しいものです。
春から尚太郎は、小学生に。
晃大は、いよいよ年少さんに。
目下、春休み。
憩の家でのお手伝いも少しずつ頑張ってます。