高知県の地鶏「土佐ジロー」専門店

はたやま夢楽
ご質問・お問合せはLINEにて承ります

21周年

今日は創立記念日。

忘れかけていましたが
朝イチで靖一さんと
お客さんのご飯を作りながら
感謝の言葉を交わしました。

はたやま夢楽が法人化したのが
2004年10月1日でした。

私がまだ畑山を知らない頃。
私は、その翌月
国交省の事業で
安芸市を初めて訪れ
畑山と出会いました。

宿泊したのは
靖一さんが引き受けたばかりの温泉宿。

お風呂の底が抜けていたり、
宿泊部屋の壁に穴が空いていたり、
いかにも、という感じの施設でした。

田舎で生きる道を見つけ出したい
と必死だった私は
50年の間に
800人の人口が70人になることを知りました。

すでに消滅した集落も無数にありました。
当時、1200人の故郷を思っていた私には
衝撃的な現実でもありました。

2010年に、嫁に来たとき
いつまで会社を続けられるか
畑山で暮らし続けられるか
やれるところまでやってみよう
と思ってました。

あれから15年。
加工場を新築し
西日本豪雨を経験し
ジローのおうちを新築しました。


どれも必要に迫られて
会社の存続をかけての大きな壁でした。

今となっては
加工場と宿を自社で建設できたことが
大きな財産となっています。

どちらも、私たちの実力ではなく
お客さんや仲間のおかげです。


土佐ジローを育てて販売し
宿を運営しながら
応援してくれるお客さんや仲間が
増えていたからだと実感しています。

畑山の人口は20人になりました。
うち、小松家が8人、
はたやま夢楽のスタッフが2人
畑山で暮らしています。

畑山を離れた人たちが皆
畑山を嫌って出て行ったわけでもなく
今も、日中や
時々泊りがけで帰ってくる人がけっこういます。

「畑山がえい」

そう言って、畑山で過ごしています。

ジローのおうちを建てて良かったなぁと思うことは
畑山を気に入って訪ねて来てくれる人たちがいることです。

ジローのおうちのオープンから3年半が経ちます。
延べ6,300人を超える方をお迎えできています。

街中のお店に比べれば、少ない人数ですが
土佐ジローを求め、わざわざ畑山までお越しいただき
楽しく賑やかな日々を過ごさせていただいています。

今年は、webshopの価格改定と重なり
周年祭はご用意できませんでしたが
引き続き、土佐ジローをご愛顧いただければ幸いです。

畑山でお待ちしています。

  • ブログカテゴリー

  • アーカイブ

  • 産地直送お取り寄せ
    ご宿泊予約
    ランチ予約