高知県の地鶏「土佐ジロー」専門店

はたやま夢楽
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求人

はたやま夢楽では一緒に
土佐ジローに関わってくれる
仲間を募集しています。

限界集落であり
奥山にある
かなりマニアックな職ですが
山好き、田舎好き、食べるもの好きには
開拓の余地はたくさんある場所だと思います。

興味を持っていただけた方は
土佐ジローを食べに
まずは、はたやま夢楽へお越しください。

問い合わせ先
小松圭子 
hatayamamura@gmail.com

土佐ジロー養鶏・加工部門…若干名
・土佐ジローの養鶏 
 生後0日から約5カ月かけて、土佐ジローを育てます。
 食鳥処理・食肉加工をします。
 飼料の調達、鶏舎の修繕、草刈りなどもあります。
 特殊な養鶏なので、経験は不要です。

土佐ジロー料理部門…若干名
・宿「ジローのおうち」で料理、清掃、接客をします。
 完全予約制の営業です。
 全国、海外から食通が訪れる宿です。
 周りの山野草も使えます。

【はたやま夢楽】
会長の小松靖一が、生まれ育った故郷で
人が暮らし続ける産業を興したいと
大工から転身して、農家になり
土佐ジロー養鶏を始めました。

土佐ジローは、高知県の地鶏ですが
採卵鶏に飼育販売する方がメーンです。

セイイチさんも、20代で
土佐ジローと出会い
採卵鶏として
スタートしました。

地鶏を自然に近い形で飼育するため
春と秋は産んでくれるけれど
需要の多いシーズンには産んでくれない
産卵率の激しさに
肉用としての活路を求めました。

県内、数か所で
肉用として育て始めましたが
小柄過ぎて、重量が取れず
飼育日数もかかるため
飼育を続ける人がいませんでした。

元大工なので
鶏舎を建てては壊し
建てては壊し、を繰り替えし
土佐ジローにあわせた
飼育鶏舎を造りあげました。


安芸市の指定管理者として
加工場も稼働させ
育てて、さばき、全国へお届けするようになりました。

メディアでも数々、取り上げられるようになり
営業下手のセイイチさんでも
全国から引き合いが絶えない状態になりました。

そして、一緒に働いてくれる仲間は増えましたが
地域の人口は減り続けました。

2004年には畑山に残された唯一の
交流拠点施設だった温泉宿が廃止されることを受け
指定管理者に名乗りを上げて
はたやま夢楽として農業法人化をし
温泉宿の管理運営を引き受けました。

土佐ジローを全面に出し
集客を図ることができ
年間8,000人を迎えることができました。

地元の鉄道会社や
安芸市の建設業者の方たちと共同で
畑山の廃校を古本図書館にしたり
簡易宿所にしたりするなど
地域づくりにも積極的に取り組みました。


ただ、
安芸市の条例のよる金額設定や
営業時間の設定、
経費のバランスが悪く、
経営を続けることが困難でした。

2010年、大学時代に国交省の事業で
安芸市を訪れていた縁で
その後も、はたやま夢楽を訪ねていた
圭子が、押しかけ女房となりセイイチさんと結婚。

畑山で暮らし続けるための
会社の存続を軸に検討を重ね
安芸商工会議所や同女性会の先輩諸氏の指導助言などを受け
指定管理制度の見直しなどを重ねていきました。

一番の経費負担だった温泉入浴の休止をし
土佐ジローに特化した宿の運営を強化し
来客数を絞りこんでいき
土佐ジローとのマッチングを心掛けました。


同時に、スタッフの勤務時間の待遇改善をはかっていきました。
県外から移住してきたスタッフもでき
市議会の議員さんたちにも協力をあおぎ
空き家だった旧教員住宅に住めるようになりました。

指定管理者として運営していた
加工場から、急遽、撤退を求められ
クラウドファンディングと銀行融資を受け
2019年に新しい加工場を、畑山に建設しました。

その後、温泉宿の老朽化が進み、撤退を決意。
再び、クラウドファンディングと銀行融資を受けて
2022年、新しい宿を、畑山に建設しました。

部屋数は、以前の宿より1室減り
ランチの通常営業もできなくなりましたが
土佐ジローを求めて全国、海外から
畑山を訪ねてきてくれる人が絶えずにいます。

【現在の従業員】
会長;小松セイイチ
社長;小松圭子
ほか小松家 4名
ジロー部門 5名(パート含む)
宿部門 1名
20~80代、12名

【畑山とは】
高知県の東部・安芸市の北にある
小さな集落です。
昭和29年の市町村合併前まで
畑山村という小さな自治体でした。

古くから人が暮らし続けてきた地域で
戦国時代には、畑山城もありました。
今も、堀切などが確認できます。

炭焼きと自給自足で暮らしてきた集落で
江戸時代から昭和まで800人ほどが
畑山集落で暮らしてきました。

市町村合併のころを機に
県道整備とあいまって
急激な人口流出が始まり
今は、20人ほどが暮らす
いわゆる「限界集落」となりました。

ただ、半世紀の間に畑山を出た人たちが
退職などを機に、
畑山で、日中や数日を過ごすようになり
人口には表れない第二の住民を合わせると
40人以上が畑山で過ごしています。

また、林業に従事する人も
日中は山の中にいますし、
柚子の収穫期(10-12月)になると
もっと多い人たちが往来しています。

人口に比べると、多い面積の農地は
こうした出身者の人たちが管理しています。

畑山に商店はなく、
公的な上下水道もありません。

和田集落は、集落の水源を共同で管理しています。
その他の集落では、谷水を引くか
自前で、地下水を掘るか、して水を得ています。

谷水が一番手っ取り早いですが
雨の後は、濁ったりします。
日頃のメンテナンスが必要です。

地下水は、最初の資金はかかりますが
渇水にならない限りは
美味しい水が安定して得られます。

空き家は、ありませんが
廃校にある旧教員住宅に
現在、2室(2LDK)空きがあります。

お風呂、トイレ別で
水源は、安芸市の地下水があり
トイレも浄化槽が整備されています。

市街地から通勤すると
車で、約40分ほどかかります。

停電になることも想定内ですし
集落が孤立することも想定内です。

固定電話は、一応、繋ぐことができますが
音声が遠く、時々、不通になることがあります。

このため、インターネット回線は
光どころか、まったく入りません。

携帯電話は集落の中心部で
ソフトバンクが4Gが入ります。
auは若干、入るところがあります。
docomoは半径15㎞四方で圏外となります。

次年度には、docomoが入るようになる
という情報はあります。

このため、インターネットは
ソフトバンクのデザリングを利用するか
ipstarという衛星を使っています。

最近は、エックスモバイルの
限界突破Wi-Fiが、
すべてのキャリアを拾って
ネット接続が可能です。

試したことはないですが
最近では、テスラの衛星が
導入費・利用料も安価で
速度が速いのではないかと思います。

郵便は昼に配達があります。
宅急便は、はたやま夢楽の集荷にあわせて
週4日、夕方に配達があります。
佐川急便は、郵便とあわせてくることが多いですが
はたやま夢楽の集荷にあわせて、配達があることもあります。

アスクル、Amazon、楽天なども届くので、
私の買い物は、ネットで行うことが多いです。

保育園は、ありません。
一番近い保育園まで、車で約40分かかります。
送迎はありませんので、自家用車で送迎します。

小学校は、ありません。
一番近い小学校も、保育園の横にありますので
車で約40分かかります。
市営のげんきバスで往来すると
定期券の全額補助
(3か月分事前購入、期間終了後に申請して、補助)
がありますが
学校の始業・終業に間に合わないため
自家用車での送迎を求められます。

学童保育
1年~6年まで見てくれます。
学校の敷地内にあり、
晴れた日は
運動場でも遊んでいます。
18時まで見てくれ
代休の日も見てくれます。

中学校は、ありません。
次年度より、安芸市全域が統合して
一つの中学校になります。
小学校の近くになります。
始業時間が遅くなるため
行きは、バス通学が可能になるかもしれません。
*補助の有無については、問い合わせ中。
帰りは、部活動もあるので、迎えが必要です。

たぶん、日本の田舎暮らし最上級レベルでないと
難しい暮らしだと思いますが
他の地域では体験できなことが日常に溢れているので
ハマると、楽しいです。

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