ジローのおうち
おはようございます。
今日も引き続き、
新しい宿の建設に向けての
クラウドファンディングでのご支援が増えています。
ありがとうございます!
「畑山にまた行きたいよー!」
という声を届けていただければ幸いです。
畑山の新緑がとても心地よい日々です。
山笑う、という言葉を体感できるお山暮らしです。
夕べは、遅くまで会社にいたんですが
月明かりが明るくて、気温もほどよく気持ちよい夜でした。
仕事の合間に、メェメェとワコからの
散歩に連れて行け、コールが凄かったので
息抜きがてら、お散歩へ。
ウォー〇ーを探せ、ではないですが
ワコもこの写真のどこかにはいるはず(笑)
新しい宿の建設予定地の整地が進んでいます。
土を入れてもらったり、崩れそうだった場所を崩して
これから整備してもらっていきます。
このあたりになると、私は門外漢なので
元大工の夫・靖一さんが、あーだ、こーだ、と進めてます。
ジローのことも大好きで
畑山の土木工事なども請け負ってくださってる
地元のハギノ建設さんが整地等をしてくれてます。
建物は、前回の加工場建設などでもお世話になっている
井上建築さんです。
社長夫婦は、私よりも若く、
2人とも林業を学んできて、木に精通していて
社長の将太くんは、国の地域活性化伝道師をしていたり
奥さんの有加ちゃんは、
大学在学時に立ち上げた林業女子会を全国に広めていて
高知に来てからも熱心に活動してます。
ご両親、娘さんも皆、ジローファンで
畑山にもよく泊まりにも食べにも来てくれたり
町の店にも通ってくれてた家族です。
なので、どんな方たちがお客さんで通ってくださってきたか
どんなことを楽しみにしてくれているか、など
意思疎通がはかりやすく、
はたやま夢楽が運営できるような建物として深く掘り下げて考えてくれてます。
話し合いを重ねてまして、いろいろと修正も加わってきました。
木材を使って、畑山の風景にあうように、と思ってます。
井上建築さんでは、国産材を使ってます。
昨今、ウッドショックが言われていて、心配していますが
井上建築さんの対応が、ブログにまとめられてます。
小松家は、はたやま夢楽の主ですが
先祖伝来の林地もあり、義母や靖一さんたちは
山の仕事もしてきているので材木の盛衰は見てきているし
思い入れもあります。
今回のお宿でも、地元材を使う方向で進めています。
玄関は、トサカ色に。
内装で、どうやってジローを入れていこうかなぁと考えたりしています。
靖一さんはちょっと嫌がるんですけど
このあたりは、私と有加ちゃんのセンスでススメます(笑)
前回のクラウドファンディングで購入させてもらった
タイルの洗面器具も、外の手洗い、中の手洗い等で活用します。
東側は、崖法の規制もあるので
建物は建てられないのですが
空きスペースは広くなるので
その分、遊べるように屋外照明をつけたり
テントをはったり、BBQができるように、と考えてます。
炭火焼きを食べる部屋は1階の右3つの窓の部屋がそうです。
今、土を入れて高くなってきているので
南側の柚子の木より少し高いくらいが座面になるかと思います。
畑山の風景の中で、食べてもらえるように、と考えています。
前の食堂では、掘りごたつがテーブルの半分しかなかったのですが
今回は、掘りごたつに全員が入れるように、広げようと思ってます。
60坪のおうちですが
いろいろと決めていくことも多く
目が回りそうになりますが
ここにお客さんが座ったら
こんな目線になるかな、とか
歩くとこんな感じかな、とか
想い描きながら決めていくと楽しいです。
市街地の畑山ジローの店に来られたお客さんにも
楽しみにしてるよ、と声を掛けてもらうことが多く
励みになっています。
今日も畑山ジローの店は11時オープンです。
先週は、お客さんが多すぎて、対応が手詰まりになり
SNSでヘルプ―!と叫んでみたところ
安芸の皆さん、良い人ばかりなので
早速に手伝いに来てくれて
連日、日替わりで、昼間の2時間くらい皿洗いに来てくれてます。
来月からはアルバイトに入りたいという人にも繋げてくれて
ホッとしています。
畑山に来て、10年が経ちます。
靖一さんや家族しか知らない土地に飛び込んできたのに
良い人に恵まれて、こうして支えてもらってます。
いいところだなぁと思ってます。
なかなか恩返しはできませんが
皆が楽しんでもらえるようなことを考えたり
実現していければなぁと思ってます。
今日、私は高知工業高等専門学校で授業を頼まれていて
そちらに出掛けます。
明日は、高知農業大学校で授業を頼まれています。
どちらも毎年1度、3-4回目になるでしょうか。
夏には、早稲田大学での授業も予定しています。
去年はコロナ禍で中止になってしまったので、
今年は行けると良いのですが…
学生時代、漁家しか知らなかった私には
社会人のモデルというものがなく
どう生きていくかの見通しがたたず不安でした。
各地の農家や、社会人の方と交流をさせてもらうことで
いろんな生き方があることを教えてもらいました。
学生たちに向き合う時、
選択肢が多様であることを伝えられたらと思っています。
授業のあとで、インターンとして来てくれたり
宿に泊まりに来てくれたり、イベントに来てくれたり
いろんな繋がりの端緒になっています。
今日、明日の出会いもそんな出会いになればと願っています。
頑張ってきます。