薬膳と土佐ジローの可能性
はたやま夢楽の土佐ジローを
必要としてくれる人って
どんな人だろう。
そんなことを、よく考えています。
鶏を鶏らしく育てる
はたやま夢楽がこだわり続けていることです。
鶏になぜ、砂肝があるのか
鶏は本来、どういう暮らしを欲するのか
土佐ジローの運動能力に合わせた暮らしはどうなのか
土佐ジローは、
天然記念物「土佐地鶏」の血を継ぎ
その土佐地鶏は、セキショクヤケイに近いとされる種でもあります。
それが故に、ジローが持つ特徴は
昔ながらの地鶏が持つことが多いのかも知れません。
だから、肉質でいえば、
土佐ジローは、市場流通する鶏肉とはかけ離れた存在です。
なので、土佐ジローを美味しく食べることが難しかったり
マッチングが容易ではなかったりします。
そんな悩みを、いろいろな方に相談する中で
薬膳と、土佐ジローの可能性を教えていただきました。
これまでにも、中国の方やフレンチのシェフからの評価は良い土佐ジロー。
それは、古来から食肉としての鶏の文化があったからでは
と最近、考えるようになりました。
矢野晋吾先生の「鶏はいつから庭にいるのか」という本からも
そういう気づきをたくさんいただきました。
本年度は、ご縁をいただいて
四国薬膳アカデミーeatlaboの野中なか先生と
薬膳と土佐ジローの可能性を考えるようになりました。
薬膳と、ジローのコラボ。
手探りで始まったのですが、
最初の企画として
四国薬膳研究会の勉強会で
はたやま憩の家にお越しいただきました。
まずは土佐ジローのことを知っていただく機会に♪
まずは、土佐ジローについて
鶏の種類や、育ち方、特徴などを
知っていただきました。
そして、実際に土佐ジローを食べていただきました。
薬膳での鶏料理の話や、
ジローの酸味の話、肉質や脂質などについても
意見交換をさせていただきながら、
楽しんでいただきました。
参鶏湯が有名ですが
日本人だと、丸鶏(中抜肉)への馴染みもないので
手軽に、知ってもらって使ってもらう契機づくりを
というお話しになり
まずは、ガラでスープをとるところを実際に見てもらって
土佐ジローの特徴を実感してもらおう
ということになりました。
次への繋がりもできて、良かったです♪
野中先生、四国薬膳研究会の皆さん、
ありがとうございました!!
薬膳と土佐ジローのコラボ、温めていきたいと思います。