賑わう、夏。
今週のはたやま憩の家は
連日の満室でした。
県内外から、お越しいただきました。
ありがとうございました。
毎年来られているご家族。
「ジローが食べたい!」と
一年間、親御さんにお願いをしてくれた子どもさん。
数年振りに来ていただいたお客さん。
昔、食べた味が忘れなくて
結婚して子どもができたので連れて来たかった!
と来てくれたお兄さん。
ずーっとジローを食べたくて、
はたやま憩の家に来たかったというお客さん。
畑山まで、わざわざ来てくれる人がいるんです。
もともと狭い道が、さらに狭くなってます。
携帯電話もSoftbankしか入りません。
市街地からは遠いです。
コンビニもありません。
街灯もありません。
ほかに観光施設もありません。
ジローと畑山の自然はあります。
期待を裏切らないジローの味。
今回も、たくさんの方に幸せになっていただけたようです。
今回は5連泊をされた方もいらっしゃいました。
静岡からお越しの林道雄さん。
湿板写真家。
安芸市の歴史資料館でお仕事ということでの連泊でした。
ご存知の方は???と思うでしょう…
歴史資料館から、はたやま憩の家までの距離を思うと
ビジネスでの宿泊は、基本的にあり得ない「はたやま憩の家」だから。
もちろん、予約いただいたときにも、その旨はお伝えしました。
豪雨の後も、県道のことはお伝えしました。
それでも、やって来られて5泊されました(*´ω`*)
「そんなに言うほど遠くないですよー」
「全然通えますよー」
土佐ジローを気に入っていただけて
今度は家族と一緒に、と約束をしてくれて
お見送りをしたのでした。
でも、、、そのあとで調べてみたら
まだ林さんの企画をされてることが分かり
急遽、林さんの仕事場に押し掛けてきました(^^)
坂本龍馬の時代の写真機。
これで、実際に撮影してくれるという企画をされていました。
子どもたちにも、教えてくれました(^^)
高知県の幕末維新博の一環ということです。
撮影いただいた写真は、後日、
原版=ガラスが、桐の箱に入って
送られてくるそうです。
参加費は…なんと無料でした(゚Д゚;)
すごく貴重な体験をさせていただきました。
その日はとんぼ返りで宿へ。
定休日ではあったのですが、
東京からお客さんが来るので宿をあけていました。
去年、日経BPの渡辺和博さんとデザイナーの町田美紀さんと
新商品開発をしました。
土佐ジローの缶詰スープ、です。
中身はスープしか入っていません。
ジローのガラと、手羽、トサカを煮込んで
天日塩で薄味にしただけのスープ。
この缶詰を気に入ってくださっているのが
缶詰博士こと黒川勇人さん。
いろいろなところで、缶詰を紹介いただいています。
ぐるなび;心と身体に”満ちてくる”。働く女性女性に飲んで欲しい高知発のスープ缶
先日は朝日新聞のスタイルアサヒで
今月末には、テレビ東京のアイドルとの番組で紹介くださるそうです。
そんな黒川さんが、渡辺さんたちと
はたやま憩の家へお越しになりました(^^)
渡辺さんは、数年前からジローファンでいてくださってます。
ジローを前に、こうべを垂れる渡辺さん(左)。
ジローの炭火焼きを前に、カメラの撮影に夢中の缶詰博士(右)
ジローは美しい。
手羽や白子も、炭火でじっくり美味しく焼き上げるのが私の仕事。
外は再びの豪雨。。。
Softbankの電波が不安定です。
ドキドキしながら、時を過ごしました。
明け方、案の定(;´・ω・)
道が一部崩れてて、足止めになりました。
渡辺さんに「残念なお知らせが…」って言うと
「はたやまに来る前に、通れないと言われたら残念だけど
来て閉じ込められた分には、残念ではない」
と言ってもらいました(^▽^;)
土木の方々にご尽力いただいて
午前中には通れるようになり
お昼のご予約のお客さんもお迎えすることができました。
暫く雨と曇天が続いていた畑山ですが
昨夜は、久しぶりの晴れ間でした。
昨日は、旧暦でいう「七夕」です。
織姫と彦星は出会えたでしょうか。
お月様が明日で上弦の月ということで
20時ごろは月明かりが見事でしたが
21時には山の中へとお月さんが入っていき
星明りのまばゆい夜になりました。
流れ星も多くは見えませんでしたが
数十分で3個ほど見られました。
畑山は随分と涼しくなってきました。
外に出るには上着が必要になるほどに。
ハンモックに揺られて
星を眺める時間はとても贅沢な気分になります。
お泊まりに来られたら
ぜひ、ハンモックも使ってみてください。
今月は20日以降が空室があります(^^)/