夏休みの自由研究に卵を孵化させる。
はたやま夢楽の土佐ジローは有精卵です。
この卵を3週間、39度の温度で
湿度管理をきちんと行い、
転卵を行えば、
土佐ジローの子どもたちが生まれます。
(土佐ジローは一代種なので、子どもはジローではありません)
一般的にスーパーに並んでる卵は無精卵。
つまり、卵を温めてもヒヨコは生まれません。
今では当たり前のことと思うけれど
私は嫁に来るまで知らなかったんです…
無精卵には無いんですが
ジローの卵を割ってみると
受精した証である核ができてるのがわかります。
うちはオスメスが同居していて
25羽のメスに対して1羽のオスで
ほぼ受精卵になります。
なので、はたやま夢楽の土佐ジローの
卵を買って温めるとヒヨコが生まれることがあります。
(写真は土佐ジローのヒヨコです。今書いているヒヨコはこの子たちの子どもになります)
まもなく、子どもたちは夏休み。
夏休みといえば、自由研究。
夏休みの自由研究として
土佐ジローの有精卵を買って
孵化させることにチャレンジした子もいます(^^♪
そして
「孵化させたよー」
って、報告してくれる子もいます。
数年前に小学生がチャレンジして
10個のうち6羽を孵化させたとのこと。
小学校でまとめ記事を紹介してくれたようで
とても素晴らしい内容にまとめてくれていたようです。
*後日、他の保護者さんからもお褒めの言葉が聞こえてきました(^^)
先月は夏休みではなかったけれど
孵化に挑戦した小学生がいて
見事、孵化させたという報告を聴きました。
今も飼育してくれてるようです♪
もちろん、孵化しない卵もあって
腐卵した状態を見ることにもなります。
沖縄でチャレンジした方からは
全部失敗したとの報告もありました。
温度と湿度管理も大事なので、
土地の難しさはあると思います。
ちなみに、成功して話を聞かせてくれたのは
高知と東京の子でした。
靖一さんは腐卵した状態を見せると
子ども心への影響が大きい…
と孵化させることを嫌煙するけれど
私は生き物なんだから
孵化にチャレンジするなら
そこまで受け止めて
チャレンジしてもらいたいなぁと思います。
生きてる命をいただいているってことを
孵化を通して気づいてもらえると嬉しくもあります。
といいつつ、私はチャレンジしたことがありません(^^;
ジローの卵を孵化させた後、
うちでは飼育しにくいからです…
常時5千羽の肉用のジローと採卵用のジローが500羽いるので
1匹、2匹増えても、って思われるかもしれませんが
ジローの子どもはジローではないので
一緒には飼えないんですね(-_-;)
でも、次期の夢としては
はたやま夢楽で孵化事業も行えるような
仕組みづくりをしようとしているので
そのときは、孵化についても
もっと詳しくお知らせできるようになるかと…(^^)
おうちで鶏を飼える余裕があって
孵化させたよーっていう方いれば、
ぜひ、お知らせください(^^♪