楽しい畑山暮らし。
土曜日の昼下がり。
食堂のお客さんも少なかったので
尚太郎とちょっとお散歩へ出掛けました。
はたやま憩の家から歩くこと1分。
そこは、畑山川。
アユ釣りのおんちゃんたちが
静かに川面と一体となって釣りをしています。
まだ冷たいなぁとは思いながら
尚太郎を川へ連れて降りてみました。
冷たいんですよね~。
尚太郎もおっかなびっくり?
去年までだったら、
これで満足して帰るところですが
やっぱり成長してるってことなんでしょうか。
けっこう気に入ったみたいです。
少しずつ慣れてきたみたい。
ほんのちょっとの散歩のつもりが
全身つかってます(笑)
もうここまで来たら(笑)
プライベートビーチならぬ
マイリバー。
そのうち、スリッパを片っぽ流されて
「とってきて!」と叫ぶもんで、
尚太郎を川の端に座らせて下流へ。
見つけられなくて戻ってきたら
橋の上から見てた慎ちゃんが
見つけて、拾ってきてくれました(^^♪
尚太郎もご満悦~。
スリッパが戻ってきたところで
茂さんが通りかかり
「ばぁちゃんが、田んぼに来ちゅうぞ~」
というので、ばぁちゃんところへ行くことに。
田んぼにいたばぁちゃんを見つけて
ぴゅーって駆けてった尚太郎。
去年はおんぶ、抱っこと言って歩ききれなかった道も
ずいぶんと一人で行けるようになりました♪
田んぼにいるばぁちゃんは、
草ひきをしてるところでした。
尚太郎も手伝う、ということで
スリッパを畦にぬいて、田んぼへ。
草と稲の違いがわかりにくい頃ですが
ばぁちゃんが引きかけた草を尚太郎用に
おいてってくれるので、それを引く尚太郎。
いちおう、お手伝いにはなってるみたいです。
それにしても、ちょっとの散歩のつもりだったのが
こんな流れになったもんで、帽子やらナンやら持ってこなければ…
ということで、
尚太郎がばぁちゃんの手伝いをする間
母は宿に戻ります。
尚太郎の帽子が目的というよりも
草ひきがしたいのは、私なわけで…
靖一さんの作業服に着替えて
ほっかむりをして、田んぼへ戻りました(笑)
尚太郎とばぁちゃんと私の三人で草ひき。
まぁ、珍しい光景なわけで
トラックのじぃちゃんたちが
チラ見をしたり、わざわざ止まって声をかけて行ったり(笑)
尚太郎は、草ひきに飽きると
転んで泥だらけになって、遊び始めました(;'∀')
まぁ、想定内です。
お泊りのお客さんが来る時間にもなり
晃大の保育園のお迎えにも行かなきゃならないので
田んぼは、ばぁちゃんに任せて
私らはあがることに。
用水路で洗います。
畑山はどこの水も綺麗なので
こういうことができちゃうんです。
子どものころ、夏休みになると
一日中、へたすると夜も海で泳いでいた私としては
そんな風に、畑山の川で子どもたちが育ってくれると嬉しいなぁ。
海と違って、べたつかないのも、
海育ちの私には不思議な感覚。
人と人の間だけでは伝えきれないものが
自然の中にはたくさんあると思う。
水の冷たさ、水のこわさ、水の恵み
小さな生き物たちのすみかであること
いろんなことを、畑山から学んで欲しいなぁと思う。