臨時休業と、尚太郎。
粉雪舞い散る畑山です。
写真には収められないほどですが…
さて、本日より金曜日まで
畑山温泉は臨時休業となります。
安芸市で予算をつけていただき
改修工事を行うことができました。
ご尽力いただきました安芸市、市議会、関係者の皆さま
どうもありがとうございましたm(__)m
はたやま夢楽で引き受けてからは8年ですが
畑山温泉は築30年を迎えています。
畑山小中学校の移転を機に、
空き地となったこの地で、
以前から湧出していた冷泉を活かせないかと
畑山温泉が誕生したそうです。
谷底に位置し、川に近いことから
湿気が多い畑山では、建物も傷みやすく…
宿泊棟の床板がたわんできていました。
お客さんが怪我をされたことはありませんが
床板を踏んで「うわっ」と声をあげられるほど
目立つようになっていました。
また畳やふすまも随分と傷んでいまして
お客さんにご指摘いただくことも…
毎年600万円の赤字を重ねていた中、
閉鎖やむなし、だった施設を
土佐ジローを応援してくださるお客さんが救ってくれました。
人口60人の限界集落に
年間5000~7000人のお客さんが
狭い道を通って訪れてくれるお陰で
これからも運営していく見通しが立ち
改修にも予算をつけていただくことが叶いました。
改めて御礼申し上げます。
15日には営業できるよう、
大工さんたちにはお願いをしてあります。
暫くの間、お休みをください。
どうぞ宜しくお願いいたします。
食堂のお座敷も畳替え。
床板がたわんでいた宿泊棟。
さて、昨日12月9日で
長男・尚太郎が満1歳を迎えました。
この2年、県の産業振興計画がうまく行かず
大震災の影響で得意先からの受注が減ってしまったり
買い控えがあったりで、会社の存続が危うくなっていました。
尚太郎のお節句もお披露目もできないまま時が過ぎてしまいました。
けれど、今秋から少しずつ明るい兆しも見え始め
なんとか1歳のお祝いは…と思い
夕べ、畑山の人や親戚に集まってもらい
おきゃくをすることができました。
我が家の卵を使ってくださっている
ホテルタマイさんに、集まってもらいました。
一升餅を前と後ろに持って、
なんとか踏ん張って立っていたけれど
前への一歩は出ず…
「1歳~!!」と叫んでいるかのような尚太郎(笑)
お餅のお米は、私が学生時代からお世話になっている
山形県高畠町の有機農家のお父さんから届き、
宇和島でついてもらいました。
泣きもせず、周りでカメラを構えている大人たちのところへハイハイ。
重友さんのところへ行ってちょこんと。
家にも温泉にも階段がないので
気に入ったのかずっと、上がり下り。
おじちゃん、おばちゃんたちのところへ
あいさつ回り・・・
家には、大阪のお客さんから
尚太郎のお祝いが届きました。
座ってボードにも、押し車にも
三輪車にもなる優れもの。
かなり気に入ったらしく、
おもちゃの周りをぐるぐるぐるぐる…。
1歳を無事に迎えることができ、ひと安心。
尚太郎のためにも、畑山で頑張ります(*^^*)