滋賀・佐賀・富山へ
今月は出張が続きました。
初旬には伊丹空港経由で滋賀県と京都へ。
中旬には、福岡経由で佐賀県と
東京経由で富山へ出かけました。
滋賀県は、全国商工会議所女性会連合会の全国大会でした。
全国から2400人を超える人が集まっていました。
高知からは、安芸と高知、須崎の女性会が合同で参加をし
近江八幡や、ラコリーナさん、石山寺を一緒に訪ねました。
懇親会では、須崎の会員さんたちが、
土佐ジローの援護射撃をしてくださるので
たまたま同席になった静岡の方たちに、
たくさん土佐ジローを買っていただきました。
「どこに行くでも、パンフレットや注文書は鞄に入れておきなさい」
安芸の会議所の先輩方に教えられ、常に鞄に忍ばせているのです(笑)
懇親会の後は、湖上からたくさんの花火が打ち上がり
翌日の全国大会は、会場付きのオペラ楽団の方たちの演奏で幕開けし
おもてなしが凄い全国大会でした。
都道府県の個性や、雰囲気や、文化などを
垣間見ることができた全国大会でした。
懇親会、全国大会の前後では視察も入れていただいていました。
バームクーヘンのCLUB HARIEさんなどを手掛けるたねやさん。
ラコリーナ近江八幡は、一度は訪ねてみたい場所でした。
平日の昼間でしたが、たくさんのお客さんが訪れていました。
規模も凄かったです。
全国大会の帰りは別行動で、京都を訪ねました。
ずいぶん前に、はたやま夢楽でインターンをした西岡瞭くんが
京都のご実家を継いで懐石料理「天若」を開業されていて
ようやく訪ねることができました。
ゼミの先生から「はたやま夢楽へ行っておいで」と紹介をいただき
料理人になる前に、食材を知る、という目的で訪ねて来てくれていました。
今やミシュランの星もいただいていて
訪ねた夜は、8席中6人は海外からのお客様でした。
どれも丁寧で美味しいお料理でした。
翌週は佐賀県へ。
総務省のふるさとづくり懇談会の委員をしていて
佐賀県の「いきいき唐津」さんへ視察に行かせていただきました。
映画館とホテル、カフェ、観光案内所などを多目的に展開されています。
まちづくり会社「いきいき唐津」が運営されています。
来街者のニーズ調査を発端に
映画を通した地域活性化に取り組み
オール唐津ロケの「花筐」を誘致・制作し
地道な草の根活動を続け
2019年に映画館も造られました。
甲斐田代表から施設案内や取り組みの紹介を受け
意見交換もさせていただき
学び多い時間を過ごすことができました。
帰って数日後に、今度は富山へ。
東京経由で新幹線で向かいました。
片道8時間くらいかかるので
前日入りをして、
去年、ジローのおうちでの土佐ジロー合宿に参加いただいていた
高岡の「焼鳥 真ゆき」さんへお伺いしてきました。
土佐ジローは扱っていただいていないのですが
いつか扱っていただけたらなぁと思って。
翌日は、城端(じょうはな)へ。
総務省の懇談会でご一緒させていただいている
國學院大學の西村幸夫先生に呼んでいただき
はたやま夢楽の話をさせていただきました。
開催地城端のある南砺市の副市長や
越前市の副市長、白川村の村長をはじめ
神楽坂の方や城端のまちづくり人たちが参加され
熱心に話を聴いていただきました。
会場は、城端別院善徳院さん。
ご案内をいただきましたが、まるで迷路。
いろいろな時代に、造られたお部屋が、それぞれに物語にあふれていました。
柳宗悦が「美の法門」を執筆した部屋があったりΣ(゚Д゚)
加賀藩ということもあってなのか
すごい歴史と文化のあふれる御寺さんでした。
曳山のある町でもあり
曳山会館もご案内いただきました。
先週行った唐津も、おくんちが有名で
曳山展示場も見学したばかりだったので
立て続けに曳山文化に触れることができました。
目がいくのは、どうしても鶏。
諫鼓鳥(かんこどり)の由来をはじめて知りました。
中国の伝説の聖天子である尭帝(ぎょうてい)が、
自身の施政について誤りがあった場合は
人民に諫言するよう太鼓(諫鼓)を設置したことにあるそうです。
堯帝の政治に誤りはなく、
人民が諫鼓を打つことはなかったため、
諫鼓は鳥の遊び場となりました。
諫鼓に鶏が止まっている様子は、
善政により世の中がうまく治まっている天下泰平の世であることを表しているそうです。
夜の懇親会の後の二次会は、御寺の庫裡の中にある囲炉裏を囲んで行われました。
囲炉裏があるなら、土佐ジローを持って行っておけば…と残念でした。
生き物を飼って、旅館を営んでいると
なかなか出歩く機会がないのですが
どの地域でも学びの多い旅となりました。