高知県の地鶏「土佐ジロー」専門店

はたやま夢楽
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お客さんと

はたやま夢楽は法人化して
10月に20周年を迎えました。
宿の運営を引き受けることで法人化をしたので
旅館業も、20年の歴史があります。

そして、私が嫁に来てから14年が経ちます。

この20年、ずっと通ってきてくれる方がいたり
数年振りに来てくれたり、10数年振りに来てくれたり
初めて訪ねて来てくれる人がいたり。

いろんな方をお迎えしながら
畑山での日々を過ごせています。

先日は、畑山に来始めて
10周年記念と銘打って泊まりに来てくれた
ご夫婦がいました。

片道5時間をかけて
年に少なくとも1回、多い時は数回も
泊まりに来てくれています。

はたやま夢楽の会員「むらびと」の
第一号、第二号のご夫婦でもあります。

むらびとの特典として1年前から
宿泊の予約をしていただけます。

ちょうど1年前に電話がかかってきて
「圭子さん、来年のこの日が初めて泊まりに行ってから
 10周年の記念なので、泊まりに行きたいです」
と予約をいただいたのでした。

2013年の
満天☆青空レストランを見て
取り寄せてくださったところから
ご縁が始まりました。

でも、最初に取り寄せた時は
焼き方をちょっと失敗したそうで
もも肉は、硬くなってしまったそう。

でも、むね肉の美味しさに感動した
奥さんが、毎月のように取り寄せてくれるように。

若鳥に親しんでいる旦那さんには
「僕はいいや」と敬遠され
しばらくは、土佐ジローと若鳥と
別々に料理をして、食べていたんだとか。

奥さんがジローの調理にも慣れてきたころに
「僕も食べる」と旦那さんも食べてくれるようになり
「高知なら泊まりに行ってもいいんじゃない?」
と、10年前に初めて泊まりに来てくれたんだそう。

「まさか、毎年こんなに来るようになるとは思っていなかった」
と旦那さんが呆れるほど、通ってきてくれています。

今回は、10周年記念ということで
私たちも楽しみにしていました。



心配していた台風も、低気圧に変わり
安堵していたものの、まさかの豪雨で
出発地の高速道路は軒並み通行止めに…

いつもなら30分のところまで3時間かかったそう。

それでも、あきらめずに畑山へ来ていただいて
10年分の思い出話などで盛り上がりました。

10年というと、小松家の子どもたちもまだ生まれたてだったころ。

最近は、客間に顔を出すこともなくなった子どもたちですが
小さいころは、柱登りを披露したり、客間に遊びに行ったりもしていました。
そんな子どもたちの成長も知っていただいていたり
土佐ジロー合宿で、むらびと仲間と楽しんでいただいたり
加工場の竣工記念式典の餅まきやおきゃくにも参加してくれたり
はたやま憩の家の閉店間際にも泊まりに来ていただいたり
宿が無いときに、市街地で行った合宿にも駆けつけてくれたり。

思い返すと、はたやま夢楽の節目の場面をはじめ
たくさんの思い出をつくって来ていただいたなぁと
感慨深いものがありました。

中でも
テレビ番組「99%の人が行かないニッポン」では
メーンで登場していただき
菊池風磨くんをアテンドしてくれて
土佐ジローの魅力を熱く語ってくれました。

炭火焼のコースの説明はもちろん
コースにプラスして、らーめんを劇押ししてくれました。

おかげで、今でも番組を見たのをきっかけに
泊まりに来てくれるお客さんからは
らーめんのオーダーをよくいただきます。

番組の収録の思い出話にも花が咲きました。

改めて、感謝しています。

お昼間の豪雨が嘘のように、夜は快晴に。

満天の星と流れ星も楽しんでいただけたようです。

次は20周年に向けて!
と帰路につかれました。

私たちも頑張らねば!

いろんな節目があるけれど
お客さんとの節目を楽しめるのも
宿の楽しさだなぁと思った夜でした。

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