本日10月1日は、はたやま夢楽の創立記念日です。

セイイチさんが土佐ジローを飼い始めたのは
30歳になったばかりのころでした。

ふるさとで暮らせない
人がどんどん畑山を離れていく現実に
あらがおうとした若かりし日。

土佐ジローで地域おこし、を夢見るようになりました。

自分の給料を出すことよりも
どうやって土佐ジローを美味しくするかに
どっぶりはまっていった日々。

土佐ジローの美味しさを
メディアでも取り上げてもらうようになり
少しずつ増羽もしていきました。
一緒に働いてくれる仲間もできてきました。

それでも、畑山にある小学校は廃校になり
畑山にあった唯一の交流拠点施設も
廃止が検討されるようになっていきました。

土佐ジローなら集客できる！
と、旅館業も運営することになりました。

いつか、農業法人に、と夢見ていたセイイチさん。

指定管理者として、旅館業を引き受けることを機に
農業法人として、有限会社はたやま夢楽（むら）を
立ち上げました。

畑山は、かつては村でした。
賑わう村に、いつかしたい、
そんな夢を楽しみながら歩んでいきたい、
社名に込めた願いです。

私が初めて畑山を訪ねたのは、
セイイチさんが宿を引き受けた翌月のことでした。

それから20年が経ちました。

嫁に来た14年前。

いつまで畑山で暮らせるものかなぁと思っていました。
ずっと暮らしていきたいけれど
きちんと経営ができるのか
土佐ジローを伝えることができるのか
不安定要素ばかりでした。

セイイチさんは請求書ばかり持ってくるけど
売上の算段はしてくれないし…

それでも、畑山に土佐ジローを食べに来てくれる
お客さんの一声一声に励まされ
いろんなことを教えていただきました。

この５年、加工場を建て、新しい宿を建てました。

私たちの事業規模にしては、難しい投資でしたが
クラウドファンディングなどでたくさんの応援をいただき
限界集落に、新しい建物を２つも建てさせてもらいました。

ジローのおうちを開業して２年半。

たくさんのリピーターさん、初めてのお客さんが
土佐ジローを楽しみに畑山を訪ねて来てくれています。

お客さんが運んできてくれる笑顔や言葉に
癒され、前を向いて進む勇気をもらっています。

そんな感謝を込めて20周年祭を開催します。

ことしは３種類の詰め合わせを
20周年にちなんで
20％ＯＦＦでご用意しました！

この機会に是非、お求めいただければと思います。

ご注文お待ちしています。