土佐ジロー合宿
東京・三田にある
焼き鳥嘉とうさんとの念願だった
土佐ジロー合宿を
ジローのおうちで開催しました。
土佐ジローについての座学で
はたやま夢楽の想いや
土佐ジローの特徴、鶏の生態や飼育について
お話させていただき、串打ちをしてもらいました。
以前、
山本謙治さんが
北千住・バードコートの野島さんに
土佐ジローを紹介してくださって
そこから、やまけんさんのご紹介で
土佐ジロー合宿を開きました。
その時は、
野島さんのほか
お弟子さんの嘉とうさんや
酉玉の伊澤さん
京都のにし野さんなどが
参加してくださっていました。
嘉とうさんが、合宿後も
「また、やりましょう!」と
声をかけてくださっていて
その後、納品させていただくようになった
神楽坂の山香さんと、嘉とうさんが
懇意になられ、声も高まり
コロナの状況もあいまって
今回の開催となりました。
今回の参加者は、
嘉とうさんが声をかけてくれて
富山の真ゆきさん、
金沢のたまやさん、
東京・鳥しき小花で修業中の武政さんも
初めて、土佐ジローを求めて畑山へ
足を運んでくれました。
皆さん、元気にご到着(^^)/
早速、座学スタート。
そして
座学のあとの意見交換の様子。
焼き鳥業界のトレンドや想いなどをお話いいただいたり
生産者としての知識や想いなどをお伝えしていきました。
時間がいくらあっても足りない!!
白熱していましたが
時間が押してきたので
串打ちをすることに。
まずは中抜肉をさばいていくところから。
前回の合宿でも勉強になりましたが
私たちのさばき方と、
焼き鳥に使う場合はさばき方が違うんです。
そして、お店によってさばき方はいろいろ。
嘉とうさんが若手に串打ちをさせたい
というのが今回のリクエストでもあり
嘉とうさんの若手と、小花さんの若手が
順番にさばいていき、
山香さんが、最後にさばく、という順番になりました。
足が震えてます!
と、言いながらも
初めて触る土佐ジローを
手際よくさばいていきました。
はたやま夢楽では
土佐ジローが小さいので
セセリは取らなくてガラにつけたままですが
嘉とうさんが三面取りを見せてくれて
山香さんは両面取りを見せてくれました。
皆が教え合う様子が
すごく印象的でした。
そして、串打ち。
普段から
土佐ジローを扱っている山香さんならではの
ジローの扱い方。
土佐ジローの肉質や大きさなどを考慮して
さばき、そして、串にさしていました。
皆、熱心に見入っています。
お店によって、さばき方もさし方も違っていて
そして、私はあまりジローを焼き鳥用に
串にさしたところを見る機会がないので
新鮮でもあり、細かい技の数々が楽しかったです。
夕食は、ジローのおうちの
炭火焼きコースをお出しして
炭火焼きが終わった後に
この串打ちを皆で味わいました。
嘉とうさんが、
土佐ジローで挑戦してみたい
といっていた焼き方もしてもらい
どれも美味しかったです。
どれも美味しいのに
ジローのおうちの
炭火焼きとはまた味が違っているんです。
焼き鳥の奥深い世界を堪能した合宿になりました。