ムカデラン
今朝の高知新聞1枚を使った
大きな特集で
畑山に自生するムカデランが紹介されました。
牧野富太郎博士が命名した
小さな小さなランの花。
![](https://tosajiro.com/cms/wp-content/uploads/2023/07/IMG_36491.jpg)
葉っぱはムカデのようで
花はしっかりとラン。
愛らしい小さな花です。
もともと畑山の氏神様
水口神社(みなくちじんじゃ)に自生していて
高知県の天然記念物になっています。
木に寄生しているわけではなく
光合成をしている植物です。
根が深く木に入っているわけではないせいか
風雨によって落下することも多くあります。
落下することに加えて
自分の趣味?なのか採りに来る
不届きものもいて
水口神社では、少なくなりました。
それでも、人の手の届かない
樹上高くで、今も咲いています。
![](https://tosajiro.com/cms/wp-content/uploads/2023/07/356344250_261606809905426_6268388383230258731_n.jpg)
たぶん、昔から畑山の人で
ムカデランを好きな人がいて
落ちてきたものを別の木へ移植して
群生しているところもあります。
はたやま夢楽のスタッフや
昔、住んでたおじちゃんも
風雨の後に、拾って、移植をし
木にありつくようにと守ってきて
お宮以外でもちょこちょこ咲いています。
先日、集落の集まりがあり
ムカデランが話題になりました。
毎年、小さな花の開花を楽しみにしています。
高知新聞さんの撮影が先週末でした。
もう数日がことしの見ごろでしょうか。
愛でにお越しくださる方は
双眼鏡など、
ご持参いただくと良いかと思います。
不届きものは、
このブログは読んでないと思いますが…
採って行く人
採って行こうとする人がいます。
最近では、高枝切りばさみまで持参していて
驚かされます。
近所のばぁちゃんに見つかって
もごもごと撤退したようですが…
ひと気が無いようで
田舎の視線は、
あらゆるところで見ていますので
変な気を持って、来ないでください。