季節のうつろい
ジローのおうちへの坂道。
左手は、水口神社の境内で
大木がたくさんあり
椿もちらほら。
椿や、シキミの花の香りが
歩を進めるたびにうつろう。
杉の花粉も、ずいぶんと飛んでいき
残り少なくなってきた。
空のかすみも薄れてきた気がする。
今朝の信恵さんの戦利品は
フキノトウと、フキと、ミツマタだった。
フキを狙って歩いて行ったら
まだ、フキノトウもあった、と。
今年の食べ納めになるだろうか。
ミツマタも、そろそろ終わる。
県道畑山線沿いに、ところどころ見られる。
2月ごろから咲き始め
春の訪れを教えてくれる花の一つ。
その昔、和紙の原料に植えていたのだろうけれど
今は収穫する人もなく、ところどころにある。
1年ごとに3つに分かれるので
ミツマタというそう。
枝は細いと思うし
ずっと見てると
成長が速いとも思えないので
和紙の原料としてつくられていたのが
なんだか不思議に思っている。