高知県の地鶏「土佐ジロー」専門店

はたやま夢楽
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土佐ジローのごはん

土佐ジローのごはんには
四国産(高知・愛媛)のお米を
たくさん与えています。

卵を産んでくれるジローには
お米は与えていませんが
お肉用のジローには、お米が欠かせません。

雌に与えると
黄身が白くなることもありますが
(白い卵としてブランド化しているところもあります)
ジローの場合、産卵率が低くなることもあって
採卵用のジローには、お米は与えていません。

ですが、お肉用に育てているジローには
お米は有効で、よい脂になってくれています。

鶏は、庭で生きてきた雑食性の高い動物です。
靖一さんが土佐ジローを飼い始めて35年。
昔から、お米の有効性を感じながら
近年までは、安定したお米の購入ができず
夏場に農家の友だちを訪ねて、かき集めても
充分な量をまかなえていませんでした。

それが…

国が減反政策の一環として
飼料米という制度を導入しました。

飼料米とは…
詳しく知りたい方は、農林水産省がQ&Aを出しています。

人間も食用にできる優良なお米を
栽培前に契約をし、全量買い取りをし
使用料などを国に報告することで利用できます。

制度がスタートした当初は、
身近に契約できる農家がいなくて
探し回っていました…

学生時代に、農村体験実習などでお世話になった
山形県の農家のお父さんにも相談したら
「震災の時に、山形は米が供給できたから鶏が生き延びることができた。
 近かったら、俺が持って行ってやるのになぁ」
と言ってもらったのでした。

それを聞いて、靖一さんが
「四国内なら取りに行ける」
と言い始めたので、
四国内の知人の農家に声をかけてみました。


故郷・愛媛の農家の友だちに相談したところ
逆に契約できる農家を探している団体がいる、
ということで、紹介してもらい
お米の生産団体さんと、愛媛県庁の職員さんも同行で、
畑山まで契約に来てくれたのが
はたやま夢楽が飼料米を契約できた初年でした。

それから、靖一さんが
往復10時間以上かけて
宇和島・津島へ、
飼料米を受け取りに行くようになりました。

はたやま夢楽のトラックに乗せて
11月から、1月くらいにかけて
飼料米を受け取りに、10回ほど通います。

米の出来高によるので
毎年、購入できる飼料米の量は
変更がありますが
通年で、お米をジローに与えることができるようになりました。

今朝も朝2時に起きて、津島へ向かいました。
10時前に積み込みが完了したようで
写真が届きました。

津島の生産団体さんとの契約ができた後も
飼料米の契約先を探していると
大学時代のゼミの堀口健治先生が声をかけてくれて
高知県産のお米を、大阪のJA系列と契約ができました。

お米は高知市内の倉庫にあるので
通年で預かってもらっていて
高知市内へ月に数回、受け取りに行ってます。

その後は、安芸市役所が仲介をしてくれ
いよいよ安芸市の知人の農家と契約ができました。

今期は、籾と玄米とを
津島と高知市、安芸市から
運んできて
ジローの日齢に合わせて
配合を変えながら食べさせています。

より美味しく、より健康に育てる。

土佐ジローの飼育スタートから35年が経つ
今も少しずつですが、変化をさせています。

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