講演にて。
今年もシルバー大学にお招きいただき
はたやま夢楽の話をさせていただきました。
今年も、と言っても
会場が違うので
このクラスの方たちにお話しするのは初めて。
県立文学館を会場にお勉強されている皆さんのところへ
今回は、お邪魔をさせていただきました。
100人を超える方が受講されているそうです。
女性が9割、男性が1割とのこと。
大正生まれの方も3名いらっしゃるそうです。
最近のテーマはこんな形でお話しをさせていただいています。
畑山に来られたことがあるのは
1%未満であることが多いので
畑山の立地や、歴史的な話を交えて
畑山という場所をご紹介しています。
呼ばれる端緒は
テレビで見た、新聞で知った
ということが多いのですが
だいたい、なぜ年の差婚で、畑山に嫁に来たのか
と思ってらっしゃる方が多いので
私が育った環境や、想いなどをご紹介しながら
畑山での日常を写真を交えてご紹介しています。
今では、笑いのネタにしていますが
結婚当初に起こっていた勘違いとか、出来事とかも
ご紹介しています。
よくあったのが、こんな誤解とか、憶測とか。
新聞社で何かやらかしたから来たわけではないですし(笑)
靖一さんがお金を持っていたからでもないです。
現に、靖一さんの仲良しの友だちからは
「靖一さんは、髪もないし、お金もない。それでも良いの?」
とも言われたくらいです。
逆に、私が靖一さんを騙すためにやってきた、と思っていた人もいました(笑)
こんなことになっていました。
でも、私たちは、そんな想いで結婚したわけではないんですね…(笑)
人から見たら、
消滅しかかっている畑山で
不便極まりない畑山で
何言ってんの??
と思われていたのが9年前でした。
畑山で生きたいので頑張る。
そのための生業創りに必死です。
土佐ジローにこだわり続ける私たち。
廃業寸前だった「はたやま夢楽」が
お客さんに応援してもらって
少しずつ、人が集う場所になっていく様子を
写真を交えて紹介させていただいています。
土佐ジローがどんな地鶏なのか。
土佐ジローが、いかに美味しいか!
家で食べるのと、憩の家で食べるのがどう違うか。
都会でできる商いと
畑山でできる商いの違いとか。
インターン生の受け入れや
若い子たちとの繋がりについても
お話しをしています。
良いことばかりではなく
いろいろと試練が訪れることも。
昨年の西日本豪雨では
はたやま憩の家から降りたところの土手が
一晩で流されてしまったこと。
それでも、諦めず
畑山で生きることを選んだこと。
たくさんの人のおかげで
畑山で生きるための拠点を築けたこと。
畑山で生きるために生業を創る。
まちがあるから、むらがある。
むらがありから、まちがある。
私たちにできることは小さいけれど
希望の種をまき続けていきたい。
田舎の存在価値を磨いていくことで
たくさんの人と繋がっていきたい。
最近では、講演を機会に
畑山へお越しいただく方も増えています♪
畑山には、4トン車までしか通行できなくなっているので
ジャンボタクシー等に安芸市街で乗り換えて
憩の家で食事と講話をご希望される方たちもいます。
ありがいなぁと思っています(^^)/