早稲田大学の元副総長が訪ねて来てくださいました♪
夕べのお客さんは、
大学時代の恩師でした。
楽しい夜になりました。
早稲田大学の元副総長で
今は、日本農業経済大学校の校長をされてます。
去年、早大のシンポジウムに
私を呼んでくれた人でもあります。
奥さんと一緒に
畑山へ訪ねて来てくれました。
一晩、畑山のことや
土佐ジローのこと
食料のこと
これからの農業経営者のこと
たくさんのことを語った夜でした。
話は尽きず、
帰りの玄関先でも
靖一さんと
畜産の話で盛り上がりました。
先生の奥さんは
生協で活躍された方。
食について興味を持って聞いていただきました。
あっという間の一晩でした。
また、頑張ろう。
そう思った夜でした。
女将の学生時代のお勉強テーマは
農村問題、農業経済でした。
早稲田大学の政治経済学部に
指定校推薦で進学。
でも、私は、小学校から高校時代にかけて
真剣に「江戸風俗研究家」になりたかったんです。
高校3年生のオープンキャンパスも
お茶の水女子大に出かけ
歴史学科へ進もうと思っていました。
それが…
高校の恩師から
「研究室にこもるタイプじゃないだろ。
早稲田大学の指定校推薦を受けろ」
とのお声が…
そこに行けば、田舎で暮らせる道が
拓けるかも知れない・・・
悩んだ結果、早大に進むことにしました。
右も左も、わからない。
経済学科って何すんの?
突然過ぎて、わっけわからん状態でした。
そんな中、農業に関する堀口先生の名前を見つけて
ゼミの門戸をたたいたのでした。
卒業後に遊子に帰りたいんです。
段々畑を遺したいんです。
遊子漁協ですね。
とても有名なむらですね。
漁業も調べてみてはどうですか。
まさか大学で遊子の名前を
知ってる先生がいるなんて。
大学一年目。
遊子漁協について調べました。
堀口先生に紹介してもらって
東京水産大の先生にも
インタビューに行きました。
ゼミの仲間も個性的で自由で
自分を表現して良いんだ
そう思わせてくれる仲間が集まってました。
大学三〜四年も堀口先生にお世話になりました。
遊子とは違う全く環境の違う
山形の広い農地や、
有機栽培への取り組みを
教えてもらいました。
いつも、自由にさせてくれました。
誰かが私の考えを否定しても
堀口先生は否定せず
時々、ヒントをくれました。
卒業して10年。
時々、出会う方に
「堀口先生に伺ってますよ」
と言ってもらいます。
人のつながりの温かさを感じます(^^♪