畑山の奥の、奥の、耳の神様へ行ってきました
畑山は今でこそ
最奥だと思ってるお客さんも多いのですが
まだまだ奥があります。
県道は畑山で行き止まりですが
林道(市道)が隣りの旧物部村へと続いています。
畑山から行ける林道は
舞川への道と
中津尾への道と。
GoogleEarthで見ると
面白いです。
先週末、靖一さんが思い立って
「今から、耳の神様へ行こう」
というので、子どもたちと
久しぶりに林道ドライブをしてきました。
畑山の奥です。
畑山温泉の源泉が湧き出ている
大野谷との境です。
右手の巨石の下には
ハチの巣があります。
吊り橋があった跡です。
靖一さんの同級生が
畑山小中学校へ通うのに使っていた橋だそうです。
向こう側に道があったのだとか。
ほんの数十年前まで現役だった道も
人が通らなくなると…
畑山の奥には、
廃村になった集落がいくつかあります。
その周辺には林地があるので
今も、町から山の人たちがやってきています。
この日も、4人のおんちゃんたちが作業していました。
靖一さんの知り合いで、皆60-70代だとか。
帰りはちょうどお昼時で休憩中だったので
少しおしゃべりしてると、
晃大は飴玉もらいました(^^♪
舞川への道は、舗装されてるんですが
中津尾線は未舗装です。
廃校もあります。
この建物が廃校なのかはわかりませんが
建物の前には、碑があります。
明改小学校中津尾分校跡
昭和34年4月1日開校
昭和44年3月31日大栃小学校へ統合
大栃中学校中津尾分校跡
昭和44年3月31日閉口
物部村
しばらく走ると、お薬師様へ着きました。
ここにも人がいたんだろうなぁ
と思うような跡があります。
尚太郎が生まれる前に来て以来なので
私たち夫婦も5年ぶりくらいに来ました。
舞川線は時々通るけど
中津尾方面は本当に久しぶりでした。
安芸川、畑山川の源流です。
キレイです。
そんな清流に囲まれるように
お薬師様があります。
手水鉢があります。
火をたいた跡がありました。
そういえば先々週、ここに行くというおんちゃんに
道を訪ねられたなぁ…
その人たちかなぁ。
ひょうきんものの兄弟です(;´∀`)
みんなでお参りをしました。
お礼参りに来たのでしょうか。
このお薬師様は、日和佐の分院?とも聞いてるんですが
耳や目、鼻などにご利益があるとのことで
穴の開いたものをおまつりするようです。
横浜の住所もありました。
遠くからも来てるんですねぇ。
おまいりの後は
例にもれず、林道探検へ。
久しぶりの家族ドライブがこんな感じ(笑)
このすぐ下に民家があって
たぶん、タクシーで安芸市街へ通ってるおじいちゃんが住んでるところじゃないかな、と。
物部村だけれど、生活圏は、安芸のよう。
聞き書きしてみたいと思ってる人だけど…
だれかやらないかなぁ。
林道へ行くのは、
私たち夫婦の共通の趣味のようなもんです(^^;
めったにできないんですが、、、
家はすぐに壊れてしまって
数十年のうちにわかりづらくなってしまうけど
石積みはもう少し残ってます。
田んぼや、畑だった跡が
至る所で目につきます。
集落を出る際に、植林したケースが多いとは聞いていますが
この周辺でどんな暮らしがあったんだろう、
とついつい空想してしまいます。
ここにいた人はどんな暮らしをしてたんだろうか
この畑は新しいよね
どこの人が作ってるんだろうか
どうやって出荷してるんだろうか
あの山は、畑山から見るとどれになるだろうか
そんな話をしながら、ドライブしてます…
向こうの山は、五位が森のはず。
安芸市で一番高い山です。
1100mを超えます。
整備されてはいませんが
畑山からの登山道があります。
畑山の標高は180mなので
一気に千メートルまで登るので
中級以上の登山コースだと聞いたことがあります。
林道はあるので、正藤(旧畑山村で、廃村になった集落)の方から行くと
すぐに山頂にたどりつけます。
五位が森登山もやりたいんですけどねぇ(^^;
畑山から約2時間のドライブでした(^_-)-☆