牛飼いの娘、畑山で大いに学ぶ②
さぁ、
あおいちゃんのインターン記
第二弾です(^^)
西澤さんたちも認めた
あおいちゃんのやる気!
負けず嫌いやなぁ。
誰かさんに似てるよねぇ。
と言われながら、
休憩時間も惜しむようなところがあった
あおいちゃん。
どんな体験をしたのでしょうか(^^)
仕事に誇りを持つ人はカッコイイ
鶏舎と加工場メインで
体験させていただいた。
鶏舎では
主にジローの餌やりをお手伝いした。
初めて間近でみるジローに
とても興奮した。
ジローの部屋を見に行くにつれて
どんどん成長しており、
餌をあげると
群がってくるのが
とても愛おしく感じた。
私の指導をしていただいた
西沢さんからは
土佐ジローの育て方や苦労、
また餌の配合など
詳しくお話を聞くことができた。
まずは体験させていただき
飼育の大変さがわかった。
飼育小屋の掃除では
まずとても蒸し暑かった。
その場にいるだけで
汗が噴き出してきた。
その中で作業をしている
西沢さんや慎さんの後ろ姿は
本当にかっこよかった。
生き物を育てることは
容易ではなく、
愛情や優しさ、
自分の仕事に誇りがないと
この大変な仕事は
なかなか続けることはできないと思った。
二人の姿は私の目にはキラキラと輝いて見えた。
加工場では主に肝の処理を行った。
初めはうまくポイントがつかめずに手こずった。
そんな時でも章さんをはじめ
皆さんが、優しくアドバイスをしていただいたおかげで
苦戦していたことが出来るようになり
達成感があった。
加工場の仕事は基本立ち仕事だ。
肩や腰にとても負担がかかるなと思った。
最終日の日、ジローを一羽さばかせていただいた。
見ている分には出来そうな気がしていたが、
いざ包丁を持つと手が震え
うまく刃が入らなかった。
とても悔しかった。
せっかく、さばかせていただいているのに
上手くできない自分が不甲斐なかった。
その日の最後に
もう一羽さばかせていただいた。
深呼吸して包丁をジローにすべらせた。
加工場の皆さんのアドバイスが
頭の中を駆け巡り、
自然と皆さんが隣で教えていただいているように感じた。
今でもあの感覚は覚えている。
やっとの思いでジローをさばくことが出来た。
西沢さんに“上出来や”と言われた時は
涙が出るくらいうれしかった。
加工場の皆さんは職人であり
さばく姿は、とても素敵で
尊敬している。
たった2週間しかいない私に
正面から向き合い、
根気強く指導していただき
とても感謝している。
私も皆さんの指導に答えようと
一生懸命見て学び聞いて学ぶことが出来た。