久しぶりに着物を着ると、誰も私に気づかず…素通りされそうに。見知らぬ人への警戒心が強い山里暮らしです。
久しぶりに着物を着てみました。
10代のころ、
杉浦日向子さんに
猛烈に憧れていた私の夢は
江戸風俗研究家になることでした。
高校3年の夏で、
その夢は破れた…
というか変わってしまったものの
着物が着られるようになりたい!
という思いは変わらず…
神楽坂の割烹料理屋さんで
アルバイトをさせてもらって
着付けを教えてもらったのでした。
大好きなバイト先でした。
着物で学校に行き、
16時過ぎからバイト先で
女将さんの用意してくれる着物に着替え
最終電車に間に合うように
自分の着物に着替えて帰る。
そんな日々を過ごした学生時代。
女将さんは厳しい人だったけど
今、こういう宿をするにあたっては
とても良い経験だったなぁと思ってます。
今だから、女将さんに会って
話したいと思うことがある今日この頃です。
12年前ですけど
当時から、店長と間違えられてた
老け顔の私です(笑)
最近はめっきり着る機会も減ってしまったんですが
久しぶりに、この日は思いつきで着たのでした。
そんな私に構わず、
晃大は、パジャマのまま
おそうじのお手伝い。
ある程度、好きにさせつつ
邪魔になるので外へ。
着物で出たせいか…
サチコさんが、私に気づかず(;・∀・)
家の陰へ…
安芸のおばあちゃんには
「誰かと思うたら・・・」と。
また、別の安芸のおばちゃんは
車を停めて
「子どもが一緒やなかったらわからんかった」
と(^^;)
西澤さんはバイクで素通り…
抱っこしてた晃大に気づいたらしく
戻ってきて…(笑)
サチコさん。
ようやく私と認識したようで
「モモ、食べる?」
と招いてくれました。
私もそうですけど
畑山のように人が少なくなると
警戒心も強いのです。
突然、見知らぬ人が訪ねて来ることも
意外と多くって…。
宗教の勧誘もあるし
物売りの人もいるし
何かをとりに来る人もいるし…。
けっこう怖いんですよ。
物売りさんとかでなくても
「顔を見に来た」って玄関口に来る人がいるんです。
新聞やテレビに出てるので
仕方ないとは思いつつ嫌です。
ごはんを食べに来てくれたり
ジローを買いに来てくれて
お話しするのは好きですけど
突然、玄関先で
「会いに来た」
「顔を見に来た」
ってそれだけで帰って行く人って
どこの誰だか分からないし(-_-;)
なので、
サチコさんの気持ちも分かりつつ
「服違うだけやーん!」
って笑いながら
モモもらいに行きました♪
晃大は、慣れた道(笑)
さっさと、サチコさんのあとを追っかけていきます。
モモって
サクランボのことでした。
晃大は気に入ったようで
サチコさんに教わったように
木から実をとっては口に入れていきます。
しばらく食べる分がありそうです( *´艸`)
わーい。
たくさんもらったので
一度、家へ帰り
尚太郎も合流して。
田んぼの水加減を見に行ってた
父ちゃんを見つけて。
一足先に植えた
シゲさんところの田んぼは
こんな感じに。
初夏ですねー。