松場登美さん講演会。
石見銀山より松場登美さんをお迎えしての講演会が
去る6月3日に、盛会のうちに終えることができました(^^)
安芸市内だけでなく、南国や室戸、四万十、愛媛からも
総勢100名を超す方がお見えになっていました。
畑山に嫁いで来た時から、
ずっと登美さんに畑山を見てもらいたい
靖一さんと私がしようとしていることを聴いてもらいたい
ずっとそう思っていました。
今回、講演を機に畑山へお越しいただき
念願が叶いました
前日、登美さんと県道畑山線を通りながら
「この道は凄い。宝の山ね。」と言ってもらいました。
大森に嫁いだ時の話や
ブラハウスを始めたころの話
群言堂のこと、他郷阿部家のこと
大森の町のこと
たくさん語ってもらえました。
私も登美さんに聴いてもらいたい事がたくさん^^;
畑山に来てからのこと、
育った環境のこと、
次から次へ…^^
心想事成。夢を描いて、思い続けることの大切さ
美しい実を生らすと、人は集まってくる
覚悟を決めることの大切さ
お互い様の気持ちを持つこと
キレイと美しさは同じではないこと
美のものさし、豊かさのものさし、幸せのものさし
登美さんが言葉を大切にしていることが強く伝わった2日間でした。
登美さんに私の思いを理解してもらい、
応援してもらえることの有り難さ、嬉しさを実感できた時間でした。
講演会場では、男女問わず、年齢問わず
目頭を抑える人の姿がたくさんありました。
半ば私の個人的な希望で企画したことが
本当にたくさんの方の心に響いたようで
私もとても嬉しくなりました。
講演終了後、安芸のお母さんたちと登美さんを囲んで会食をしました。
早速、安芸のお母さんたちは
「他郷阿部家へ行こう!」と言い始め
その場で日取りまで決めてしまいました(笑)
来月、皆で他郷阿部家へお邪魔することになりました(^^)
登美さんを高知までお送りして帰ってみると
お部屋のノートには次のように書かれていました。
「ここにはお金では買えない贅沢や宝物がいっぱいです。
お金には換算できないこの価値をどう捉え
どう表現するかを圭子さんに期待します。
すべきこと、できることがいっぱいですね。
一泊だけでしたが、ここにいると人間は
自然の一部であることを実感します。
『自然は開発し制服するものではない。
それは同化するものだ。
歴史は単に整理し羅列するものではない。
それは、記憶の根底に沈みこませるものだ』
と言った人がいます。
ここに生きることは自ずと、
そのことに気付かされるのではないかと思います。
10年毎の圭子さんが見てみたい。
期待しています」
10年前。二十歳の頃に
森まゆみさんに、「30歳の時の貴女がどうなっているか」
という話をしてもらいました。
以来、私は30歳になるまでに自分が自分らしい生き方ができているかを
常に意識しながら歩んできたように思います。
30歳になった今、登美さんに同じようなことを言われ
これからのことを改めて考えるようになりました^^;
今回、登美さんに来てもらって話を聴いてもらったことで
近々、登美さんが展開されてる「暮らしの学校」にも
お声がけいただきました^^
畑山には、まだまだ人を呼び込めていないけれど
地域のこれから、暮らしのありよう
を考える人が既に集まってきている
石見銀山で畑山の話をさせて貰える機会ができるのは
とても有り難いことだと思っています。
頑張っていれば、理解してくれる人がいる
そう思えた2日間でした(^^)
昨日は、高知市での商談会で
東京の大手百貨店のバイヤーさんと面談をさせていただきました。
こんなことは初めてでしたが
「土佐ジロー」と言っただけで、話が伝わり
冬に向けての商談をススメて行ってくださる話となりました。
また、昨日の続きで今日は別の会社のバイヤーさんと
私が愛読してる雑誌の主席研究員の方が畑山へお越しになっていました。
土佐ジローを食べていただき、また次の話が出ました^^
研究員の方には、畑山温泉での料理の質の高さと値段の安さに驚かれました
改めてジローの凄さと、
求めてくれている人たちに情報が届けられていない今の状況を
実感したところです(^_^;)
これから、これから…。
頑張ります☆