畑山城址
今朝、お泊りのお客さんを案内するのに
靖一さんと、畑山城址へ登ってきました。
これまで、登ったことのなかった城址へ
靖一さんと、お客さんに、いろいろと教えてもらいながら
もともと、歴史学科に進みたかった私。
政治経済学部に進んでしまったものの
大学時代は、民俗学も大好きに・・・。
なので、こういう散策は大好き
まずは安芸家のお墓へ到着。
江戸期のお墓でした。
お墓のすぐ上の方に
戦国期の壕が。
写真ではわかりにくいかもしれませんが
幾重にも切られてるのが
今でもわかるような状況です。
規模は違うけど
松野町の河後森城を思い出しながら
意外とすぐに城址へ到着。
ほこらと金毘羅さんがありました。
城址から望む畑山。
靖一さんお気に入りの場所です。
私も、改めて良いところだなぁ、と実感。
お客さんと
昔の道は、どこあたり~
なんて話をして
ふむふむ・・・。
ここに数十年前に800人いたのに
今は40人・・・。
数百年前の軌跡が
靖一さんが子どものころの話からなら分かるのに
車が通る道ができたり、農業の近代化とかで
ここ数十年の間にわからなくなりつつある。
利便性を求めたらそうなったのかもしれないけど
やっぱり違和感を抱いてしまう・・・。
さて。
城址と居館は別だったろう・・・という話になり、
安芸家の本家が城址から直線で見下ろせる場所に
あることを確認。
城址から見える立派なお家です。
今は、人が住んでいないそうですが
靖一さんが中学生のころまでは
住んでいたそうです。
たぶん、このお城の居館だったんだろうなぁ・・・。
公民館と安芸家でたてた
二の丸にある記念碑。
城址から降りて、
お寺(田岸寺)跡へ
廃仏棄釈のあと・・・。
お寺なのに、神様になってました。
遊子はお寺が残ってるので
廃仏棄釈のあとを見るのは初めて。
お堂の横に五輪さんが3つくらい。
江戸期のものだとか。
小松家の親戚の安芸さんくの墓地へ。
積み石のお墓って初めて見ました。
帰路で見つけた
丸太小屋のような倉庫。
新しいなぁと思って、靖一さんに聞いたら
靖一さんが初めに建てた
土佐ジローの鶏舎だそう。
歴史の古さを実感。
お客さんは、土塁の上に石をついたところと
石だけのところがあると教えてくれました。
なんだか、外泊のシシガキのよう。
目的はぜんぜん違うけど・・・
楽しい朝のお散歩でした。