フォーラム 終了
29日朝、泊まりのお客さんの朝食を準備して
一路、松山へ。
冷え込んでるのはわかってたつもりなのに
暖気運転してなくて、
しばらくフロントガラスが見えず・・・。
でも、寒いだけで雪はなく。
2時間くらいで県境へ。
「トンネルを抜けると~」
雪国でした。
粉雪が舞い散ってます。
でも、積もるほどでもなく、なんなく会場へ。
コーディネートをしてくれる近藤誠さんと、
えひめの重鎮、岡田文淑さん、亀岡徹さん、若松進一さんと打ち合わせ。
私は二部だけの登壇なのに
「3人への質問を考えといてね~」
と近藤さんに言われ、気が気じゃなく開会を迎えました。
でも、びっくりしたのは
久万高原町の渡辺浩二さんの開会の言葉。
4人の紹介なのに、半分くらい私のことでした(笑)
「今日は『畑山ジャンヌ・ダルク』の登場にエールを送りたい。
伊予の国・遊子の産にて東京に学び、宇和島に還り
土佐の安芸・畑山に嫁ぐ。
なでしこよりも寒梅の、谷間の小百合よりもいばらのドラマツルギー。
しかして 静かに したたかに 彼女は明るく我らにファンファーレする。
『街があるから村がある。村があるから街がある。
大学時代、否定された言葉だった。
けれど、今でも間違いではないと思っている』
ロハスやツーリズム、スローライフを
若女将は鮮明な原画に塗り替える。
塗り替えてムラはよみがえるのだ。
『愛することは愛することだ』
そして 『愛とは出向くことだ』
わかっていても難しいこと。
しかし世界を変えることができるのは
無我夢中の自分しかいない。
自己の変革と創造なくして地域づくりの変革と創造は起こらない。
かくして四国のヴィーナスは誕生した。
畑山の地に祝福あれ!
幸いあれと祈るのみである。
そして、小松圭子は仲間である」
ジャンヌダルクって・・・(・_・;)
そんな驚きの開会の言葉で幕開けした一部。
岡田文淑さんhttp://www.geocities.jp/o_fumisyoshi/
「ばかなことはおやめなさい」は自分への励ましと受け取った変人
とのキャッチフレーズで登壇。
宮本常一さんに、内子の町並み保存を「ばかなことはおやめなさい」と言われ
勝気な岡田さんは「そのまま引き下がるのもシャク」
と町並み保存をやりとおしたことなどを紹介。
岡田さんのHPは私の作。
講演にくっついて行っては、テープおこしをしてきたので
話の内容は、だいたい知ってる。
20代の役場職員時代、「おいこら、町長」と改革を進めてきた
言いたい放題言う人だけれど、
根回し、相手を説得するのが上手な人。
この日も
「プランに対して、誰が一番先に反対するか、賛成するか考えよ。
公にしたときに、どうなるかを計画を練りながら早々に考えよ。
反対者は一番先に口説け」
と話してました。
亀岡さんは、私の好きな
銀河鉄道という冷蔵酒を造ってる酒蔵の顧問。
「よもだ」を操り、「ゼニ」を道具に 真の自由を伝道する白衣の変人
とのキャッチフレーズで登壇。
よもだを操りながら、
「利益の原点は情報力」
「方法論だけあって、言葉がない」など
会話の大事さ、を説いてました。
「赤字になれば黒いボールペンで書き直す」と議会で説明した変人
とのキャッチコピーで登壇。
沈む夕日が立ち止まる町
を創り上げた経緯を紹介してくれました。
で、第二部
私は
「海から田舎へ」 田舎に住むことが自分の使命と信じる“新”変人
とのキャッチコピーで登壇。
遊子で暮らしたいと思い続けていたこと
畑山へ嫁いだことなど、簡単に自己紹介。
あとは、お三方への質問と
近藤さんからの質問への答えをちょこちょこ。
近藤Q.南予の活性化は?
圭子A.広いくくりでは考えられないと思う。
自分自身のこととして、考え行動すること。
研修会や勉強会に出ただけでは、地域づくりにはならない。
課題に気付いた人が自分で行動しないと。
近藤Q.圭子ちゃんにとってのまちづくりって何?
畑山にとってののまちづくりとは。
まちづくりは今後、どうなる?
圭子A.私が畑山で生きることそのものが、まちづくり。
ゆくゆくは、外の人と交流しながら新しい畑山を創っていきたい。
って感じでQAしたと思います。
近藤さんからの結婚祝いで、
高知県からも、大勢の人が参加してくれてました。
先月、温泉に泊まっていただいた方も。
大学時代の私の原稿を読んで、覚えていてくれた人も。
知り合いの大学教授の門下生で、その教授から私のことを聞いたことがあるという人も。