土佐ジローは普通の鶏肉よりも、脂分と水分が極端に少ないという特徴があります。
天日塩を振り、強火で、頻繁にひっくり返して焼くとベストな食べ方になります。
到着後すぐにお召し上がりにならない場合は、冷凍して保管してください。
冷凍商品の場合は、再冷凍はせず、お早めにお召し上がり下さい。

土佐ジローは、お肉そのものに味があり、一口目よりも、噛めば、噛むほど深い味わいが口中に広がります。塩焼きなど、シンプルな料理で、素材本来のうまみをお楽しみください。
土佐ジローは、脂質と水分が少ないのが特徴です。加熱する場合は強火で、こまめにひっくり返すと、より美味しく、柔らかく仕上がります。
すきやき 3~4人前/1羽 2人前/こま切れ肉200g

- モモ肉、ムネ肉を横に細長く切ります。
- 焼き豆腐、こんにゃく、春菊、ネギなどと一緒に①をお鍋に入れて、お肉が浸るくらいのすき焼きのたれを入れます。
- お肉の色が白く変わってきたら、一度裏返します。
- お肉が全体的に白くなったら、出来上がり。
- 取り皿に土佐ジローの卵を割り入れてかきまぜ、一緒に食べると、更に美味しいです。
- カット肉200gは、お鍋用に細切りにしてあり、便利です。
- 通常のお肉よりも、火が通り易いですので、煮込み過ぎないようご注意ください。
- 市販のたれで十分美味しいですが、土佐ジローのガラであらかじめスープをとり、割り下にするとさらに美味しく召し上がっていただけます。
土佐ジローのガラスープ
- 4~5ℓの水を鍋に入れ、
1羽分のガラやネギ、ショウガ、玉ねぎを少量加えます。
- 水が沸き始めたら、沸騰直前くらいを維持できるように
火を調整しながら、アクを取り除いていきます。
- 約20分、煮込んだら完成です。
- 沸騰させてしまうと雑味が出てしまいます。
火加減をうまく調整すれば、透明なスープができあがります。
- 塩を加えてスープに、そして鍋やラーメンにも。
親子丼など、料理の隠し味にも最適です。
ガラスープで水炊き

- 土佐ジローのガラスープを鍋に入れます。
- 豆腐やねぎ、白菜などお好みの野菜を入れて煮込みます。
- 野菜が煮えたら、こま切れにした土佐ジローのお肉(モモ・ムネ)を加えます。
- お肉が色づいてきたら、できあがり。ポン酢でどうぞ。
- 〆は、ラーメンや雑炊にすると美味です。
- 販売している「カット肉200g(冷凍)」が最適です。
流水解凍で十分美味しいです。
- ガラスープを、塩や醤油で味付けして寄せ鍋風にしても美味しいです。
モモ肉の塩焼き

- モモ肉を食べやすい大きさに切ります。
- 塩(海水で作った天日塩がおススメ)を少し高いところから振りかけ、なじませます。
- はたやま流は炭火焼!・・・ですが、フライパンでも大丈夫☆
- 切る時は、モモ1枚を縦半分にし、それを横にして6等分がおススメ!
- 塩は高いところから振ると、まんべんなくかかります。
- 焼く時は、水分をお肉に閉じ込めるようなイメージで、こまめにお肉を返しながら焼くと柔らかく仕上がります。
ササミ

表面が白くなる程度に湯引きして氷水で冷やし、よく水気を取ってから1cmくらいの幅に切り、わさび醤油やサラダでお召し上がりいただくと、美味しいです。
※茹ですぎると食感はパサパサになり、うまみも抜けてしまいますので、ご注意を。
ムネ肉のたたき

- ムネ肉1枚に適量の塩を振り、なじませます。
*炭火焼と同じように天日塩がおススメ。
- フライパンに少し多めの油を熱し、ムネ肉の皮を下にして焼きます。
- 皮がパリッとしたら、裏返します。
- 下側になったお肉が白くなったら、フライパンから取り出します。
- 表面の油を十分ふき取って、4~5mmの厚さに切って、盛り付けたらできあがり。ポン酢でどうぞ。
- きざみキャベツやタマネギ、大葉を一緒に添えても美味しいです。
親子丼

- ムネ肉、モモ肉を食べやすい大きさに切ります。
- 親子丼のたれを小さなフライパンに入れ、①とスライスした玉ねぎを加え、強火にかけます。
- お肉の色が変わったら、ざっくり溶いた土佐ジローの卵を注ぎこみネギとスマキを入れて蓋をします。
卵がお好みの固さになったところで取り出し、ごはんの上にかけて出来上がり。
- 販売している「カット肉200g」を使うと便利です。
- おススメのたれは、土佐ジローのガラでとったスープに、しょうゆとミリンを加えたものです。
土佐ジローの丸焼き
土佐ジローの中抜き肉を使った、簡単レシピです。
アウトドアで、「ダッチオーブン」使った、比較的簡単に楽しめる料理で、普通の鶏でも大変おいしいですが、ぜひ一度、土佐ジローの丸焼きも、お試しください。

簡単な下ごしらえと、1時間~1時間30分程度、炭火の状態を少し気にしながら待てば手軽においしくいただけます。
焼き始めから30-40分で野菜を入れ、さらに30分程度焼く、といった感じで、比較的アバウトでも、けっこう良い感じです。
(仕上がりは、大体の時間の目安と、実際にふたを開けての確認で。)
1羽で、4人前程度でしょうか。以下、ご参考まで。
【用意するもの】
土佐ジロー中抜き肉、にんにく(4個)、じゃがいも(4-5個)、
にんじん(1-2本)、セロリ(1本)、塩・コショウ、油(オリーブ油など)少々
- 炭火をおこし、ダッチオーブンを暖めます。
- ダッチオーブンを暖めている間に、鶏の下準備をします。
【鶏の下準備】
- 土佐ジロー中抜き肉全体に、塩・コショウをたっぷりとふりかけます。
(結構しっかり目にかけたほうが良いと思います)
- 塩・コショウは、外側だけでなく、内側にも。
- 塩コショウをしたら、にんにくの剥き身を、中抜き肉のおしりのほうから、中につめこみます。(用意した分をすべて、入るだけ)
- にんにくを入れた後、料理用の金串などで、入れた口をふさぎます。
(金串がなければ、口はふさがなくても、一応、できますが)
- ダッチオーブンに油をしき、肉の表面に焼き色を付け肉を一旦取り出します。
- セロリを、ダッチオーブンの底に敷きます。
(鶏肉の焦げ付き防止と、香り付けです)
- セロリを敷いた上に肉を置き、ふたを閉め、ふたの上にも炭をのせます。
(上火は中程度、下火は弱程度でOK)
- 30分ほどたったら、皮付きのまま良く洗ったじゃがいも・にんじん(半分に切る)を入れ、再びふたをして、30分ほど、肉と野菜に火が通るのを待ち、完成です。(火力は、上中火・下弱火を維持)
- じゃがいもは、チューブ入りのバターなどをかけて「じゃがバター」がオススメ!
- 肉の焼けすぎに注意!(肉が固くなってしまいます)
焼きすぎると肉が固くなりますので、野菜などはしっかり火が通るように早めに入れたほうが良いです。
- ころあいを見て、ふたを開けて焼け具合を確認してください。
(ふたをあまり頻繁に開けると蒸気が逃げてしまいますので、ご注意を)
【ご参考(ダッチオーブンなどについて)】
- 写真の例では、12インチの深底タイプを使用しました。(足の付いたアウトドア用のもの)
- 下火は弱火で十分なので、一般的ないわゆる七輪で大丈夫かと思います。
- ダッチオーブンは、最初の使用前に、シーズニングと呼ばれる慣らし作業が必要になりますが、販売時点でシーズニングまでされている製品もあります。
- 炭火自体や、熱くなったふたや本体を扱うことになりますので、くれぐれも、やけどなどにご注意ください。